INTERVIEW 2級土木合格後インタビュー
この仕事のおかげで、僕たちの"日常"はある
入社して6年、建設業の印象は改めていかがですか?
土木施工管理の仕事は考えることが多くあり、まだ自身土木というものを深く理解出来ていないと思いますが、自分がこの業界に入って感じたことは素直に「カッコイイ!」と思いました。子供のころ何気に歩いていた道路、泳いでいた川、その全てが土木のおかげで出来ているのだと知った時は感動を覚えました。
汚い、キツイというようなイメージがありますが、本当に必要な大事な仕事で、この仕事をしている人達のおかげで僕たちの日常はあると思います。
建設業の仕事で嬉しかったり、やりがいを感じたり、苦労したことは?
完成した工事を見るのが一番嬉しいですね。協力業者さんが造り上げてきたものを、アンカーである自分達が最終的な形へと導き完成させていく流れはリレーのようでチームワークが必要ですがやりがいを感じます。何ヵ月もの期間を何十人もの人が関わり、工期が完了・完成した時は満足感があります。
そんな中でも苦労は何度かあり、自分の思うようにいかなかったり、工事が思うように進まないで心が折れそうなこともありましたが、家族の支え、そして、会社からの支えもあり乗り越えてきました。自身の成長はまだまだですが、これからどんどんうなぎ上りで頑張って行きたいです!
働きながら心掛けていることはありますか?
この仕事は安全管理がとても重要だと意識しています。法面、高所作業、落石など現場には様々な危険が潜んでいます。そんな中で作業している皆の命を守るために自分達がいます。危ない箇所の明示、立入禁止処置、常に目を光らせてその危険個所を見つけ対処し、工事現場が安全且つ快適に作業出来るよう心掛けています。
それと、仕事は日常的に取り組むということです。書類の整理など、溜め込まないよう日常的にやっておくことで時間に余裕ができ、学べる時間も増え、土木に関する知識が身に付けば更に良いと思います。
書類などを集中的にしている時は、どうしても息詰まったりすることもありますが、そんな時は現場に出て協力業者さんと世間話をしたりするとモヤモヤ感もスーッとして気分転換になります(笑)
本当の意味でのスタートラインに立ち
信頼される存在になりたい
2級土木施工管理技士を取得しました。技術者として今後の意気込みを聞かせてください。
2級土木施工管理技士取得は、まだ通過点にしか過ぎません。次は1級土木施工管理技士を取得し技術者として、本当の意味でのスタートラインに立ち、信頼される存在になりたいです。
今後は1人で現場をこなせるのはもちろん、後輩の育成も行い、会社の技術者層を厚くしていきたいと思います。それを実現するためにも、自身の成長と信頼感を築き上げていきたいです。
やはりこの仕事はキツイことも多いですが、協力業者さんとの日常のコミュニケーションであったり、完成したものに対しての達成感、そして何より家で待つ家族のためにという思いがモチベーションの源です。
そして、出来たものが今後何十年、何百年と残って人々のライフラインとなり、そこに自身も携わったという事実が建設業の魅力だと思います。
後輩、若者へのメッセージをお願いします。
これから社会に出てどんな仕事でも、大変なことや悩むことはあるかもしれないけど、言いたい事は言う、分からないことは分からないと言う、分からないことは恥ずかしいことではないし、分からないまま進めていたらいつか大きな失敗の原因となるので、自分で調べても分からないことは素直に何でも気軽に聞いてほしい。1人で考え込むより周りの人の言葉を聞く方が大事なときもあります。難しく考えないで、何でも相談にのるからね!